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子供のために知っておく「養育費の決め方」について

養育費の話し合い

養育費についてしっかりと考えたことがあるでしょうか?離婚と養育費についてはものすごく親密な関係があるということは知っているかもしれませんが、そんなに大きな事として考えたことがあるという人は少ないのではないでしょうか?

もちろん養育費についてなど考えたことが無いという人が多いほうがよいのかもしれませんが、「離婚しない」という決定打は何処にもありませんので、「もしものために」しっかりとしておくほうが見のためかもしれません。

「養育費」というと大きな金額がもらえるという、慰謝料感覚で考えていないでしょうか?
慰謝料自体も必ず大きな金額がもらえるということは無いのですが、慰謝料と養育費は全くの別物と考えて良いと思います。

慰謝料というのは、大人の権利なので、夫婦大人同士で決定すればよいのですが養育費とのは「子供の権利」なので、しっかりと考えなくてはなりません。

ところで、養育費というのはどのようにして金額が決まるのでしょうか?
間違えても、親権を持っている側の希望学が請求できるわけではありません。

養育費の金額決定のポイントは「今までかかった養育費」や「これから発生する養育費の一般的な金額」そして、「財産や収入状況」などです。

「養育費の決定」というは、裁判所などを通さなくても個人間のやり取りで決めることが可能です。
しかし、子供のこれからのことを考えて「しっかりと支払っていける金額」と「親権を持った親に大きな負担を与えてしまわない金額」をしっかりと天秤にかけることがよいでしょう。

養育費の金額を決めるというのは、ものすごく面倒なことですが、先ほど挙げたようなポイントをしっかりと踏まえ、子供のためにしっかりと決めていくことが重要です。

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